その「シミ」、実は肝斑かも?レーザーで悪化させないために【名古屋・伏見 SEEYA Clinic】
「シミ取りレーザーをしたのに、なんだか濃くなった気がする」 「ずっとシミだと思っていたら、肝斑だと言われた」
シミの治療で、こうした経験や不安をお持ちの方は少なくありません。実は、シミと肝斑(かんぱん)は見た目が似ていても、治療法がまったく違います。そして、肝斑にうっかり普通のレーザーを当てると、かえって悪化させてしまうことがあるのです。
このページでは、名古屋・伏見の美容皮膚科 SEEYA Clinic の院長・藤田ゆかりが、シミと肝斑の見分け方、なぜレーザーで悪化するのか、そしてタイプ別の正しい治療法を、できるだけ分かりやすくお話しします。
目次
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【結論】シミと肝斑は「治療法が真逆」になることがある
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シミと肝斑、どう見分ける?
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なぜ、肝斑にレーザーを当てると悪化するの?
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SEEYA Clinic のタイプ別治療
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「シミ取り後に黒くなった」=炎症後色素沈着について
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市販の美白化粧品で「消えるシミ」と「消えないシミ」
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よくあるご質問(FAQ)
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まずは「正しい見極め」から
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【結論】シミと肝斑は「治療法が真逆」になることがある
先にいちばん大切なことをお伝えします。
シミと肝斑は、見た目が似ていてもでき方が違うため、治療法も異なります。特に肝斑は、シミ取りに使う一般的なレーザーの強い熱刺激で悪化することがあるため、見極めがとても重要です。
だからこそ、自己判断や「とりあえずレーザー」は危険なことがあります。まずは、両者の違いから見ていきましょう。
シミと肝斑、どう見分ける?
ご自身で見分けるのは簡単ではありませんが、おおまかな目安をお伝えします。
シミ(老人性色素斑など)
境界がはっきりした、茶色い色素斑です。ポツンと輪郭がくっきりしているのが特徴で、顔のどこにでもできます。
肝斑(かんぱん)
頬骨のあたりを中心に、左右対称に出ることが多く、境界がぼんやりしてはっきりしにくいのが特徴です。もやっと広がるように見えます。
ただし、実際にはシミと肝斑が混在していることも多く、見た目だけでの自己判断は難しいのが正直なところです。間違った治療を避けるためにも、医師の診察で正確に見極めることをおすすめします。
なぜ、肝斑にレーザーを当てると悪化するの?
ここが、この記事でいちばんお伝えしたいポイントです。
肝斑に通常のシミ取りレーザーを当てると、レーザーの熱刺激によって、メラノサイトという「色素を作る細胞」が活性化してしまうことがあります。その結果、かえって色素が増え、肝斑が濃くなってしまうのです。
「シミを消そうとしてレーザーを当てたら、逆に濃くなった」という失敗の多くは、これが原因です。肝斑は刺激に弱いため、シミと同じ感覚で治療してはいけないのです。
だからこそ、「シミ取りレーザー=どんなシミにも効く」というわけではない、という点を知っておいていただきたいのです。
SEEYA Clinic のタイプ別治療
SEEYA Clinic では、シミのタイプを見極めたうえで、治療法を変えています。
全体的なくすみ・透明感を出したいとき → IPLフォトフェイシャル
顔全体に薄く散らばったシミやくすみを、まとめて薄くして透明感を出したい場合は、IPL(フォトフェイシャル)が向いています。広い範囲を全体的にケアするイメージです。
ピンポイントの濃いシミ → QスイッチYAGレーザー・ピコレーザー(しみ取りレーザー)
老人性色素斑やADM、そばかすなど、気になるシミを一点集中で治療したい場合は、QスイッチYAGレーザーやピコレーザーでスポット照射します。これが、いわゆる「しみ取りレーザー」にあたる治療です。気になるシミをピンポイントで狙えるのが特徴です。
肝斑の場合 → レーザーではなく「内服・外用・スキンケア」が基本
肝斑は、刺激の強いレーザーを避けます。基本となるのは、
- 内服:ビタミンC・ビタミンE・トラネキサム酸
- 外用:ハイドロキノン
- スキンケアの見直し
これらをベースに、状態に応じてトレチノイン外用、レーザートーニング、肌育注射などを併用していきます。肝斑は「攻める」より「整える」治療が中心になります。
このように、同じ「シミ」に見えても、IPL・しみ取りレーザー・内服と、治療法はまったく変わります。だからこそ、最初の見極めが何より大切なのです。
「シミ取り後に黒くなった」=炎症後色素沈着について
シミ取りレーザーの後、一時的に黒くなることがあります。これは「炎症後色素沈着」といって、必ずしも失敗ではありません。
仕組みは、日焼けと同じです。日光に当たって皮膚が日焼けすると、ヒリヒリ赤くなってから黒くなりますよね。レーザー治療でも、レーザーの熱刺激から皮膚を守ろうとしてメラニンが作られるため、一時的に色素沈着が起こることがあるのです。
多くは時間とともに薄くなりますが、紫外線対策やこすらないことが大切です。心配な場合は、必ず医師にご相談ください。
市販の美白化粧品で「消えるシミ」と「消えないシミ」
「美白化粧品を使っているのに、シミが消えない」という声もよく聞きます。実は、市販品で消えるシミには限りがあります。
市販の美白化粧品で薄くなりやすいもの
- まだできかけの、薄いシミ
- 炎症後色素沈着
特に炎症後色素沈着は、紫外線に当たらないようにして、こすらないようにすれば、時間はかかりますが自己治癒力で自然に消えていきます。
一方で、しっかり定着した老人性色素斑などは、化粧品だけで消すのは難しく、医療的な治療が必要になります。「化粧品で変わらないシミ」は、一度ご相談いただくのがおすすめです。
よくあるご質問(FAQ)
Q. シミと肝斑は自分で見分けられますか?
A. おおまかには「境界がはっきり=シミ」「頬骨に左右対称でぼんやり=肝斑」が目安ですが、混在することも多く、自己判断は難しいです。診察での見極めをおすすめします。
Q. 肝斑にしみ取りレーザーを当てるとどうなりますか? A. レーザーの熱刺激で色素を作る細胞が活性化し、かえって濃くなることがあります。肝斑は刺激の強いレーザーを避けるのが基本です。
Q. しみ取りレーザーはどんなシミに向いていますか?
A. 境界のはっきりした老人性色素斑やそばかすなど、ピンポイントで治療したいシミに向いています。タイプによってQスイッチYAGレーザーやピコレーザーを使い分けます。
Q. シミ取り後に黒くなったのですが、失敗ですか?
A. 多くは「炎症後色素沈着」という一時的な反応で、日焼けと似た仕組みです。紫外線対策をしながら様子を見ますが、気になる場合は医師にご相談ください。
Q. 市販の美白化粧品でシミは消えますか?
A. できかけの薄いシミや炎症後色素沈着は薄くなることがありますが、定着したシミは医療的な治療が必要です。
Q. 自分のシミがどのタイプか分かりません。
A. まずはカウンセリングでお肌を見せてください。タイプを見極めたうえで、一人ひとりに合った治療をご提案します。
まずは「正しい見極め」から
シミの治療でいちばん大切なのは、「シミなのか、肝斑なのか」を正しく見極めることです。ここを間違えると、良かれと思った治療が、かえって悪化を招くこともあります。
SEEYA Clinic では、
- シミのタイプを見極めて、IPL・しみ取りレーザー・内服を使い分けます
- 肝斑には、刺激の強いレーザーを避け、内服・外用・スキンケアから整えます
- 一人ひとりのお肌に合わせて、無理のない計画をご提案します
「このシミ、どう治せばいいんだろう?」と迷ったら、自己判断の前に、まずはカウンセリングでお肌を見せてください。カウンセリングだけのご来院も歓迎しています。
伏見駅から徒歩7分、栄駅から徒歩10分、丸の内駅から徒歩6分。名古屋市中区錦の美容皮膚科です。
※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、効果には個人差があります。施術の適応やリスクについては、医師の診察のうえで判断いたします。
監修:SEEYA Clinic 院長 藤田ゆかり 名古屋市中区錦3-11-29 カガミビル202(伏見駅 徒歩7分/栄駅 徒歩10分/丸の内駅 徒歩6分)