「肌は内側から」は本当か。美容皮膚科が健康・美容内科もやっている理由
SEEYA Clinicは美容皮膚科ですが、健康・美容内科のメニューも扱っています。
「なぜ美容皮膚科が?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。今回は、その理由から院長の藤田がお話しします。
目次
-
きっかけは、同じ施術でも効果が違うという気づき
-
「肌は内側から」を、医師としてどう考えるか
-
NMNとは、どんなもの?
-
-
栄養解析(採血)で分かること
-
水素吸入は、どんな方に
-
点滴で「疲労回復」「美肌」は実感できる?
-
それでも、まず優先すべきは生活習慣です
-
よくあるご質問
-
まとめ
-
監修:SEEYA Clinic 院長 藤田ゆかり(美容皮膚科)
-
きっかけは、同じ施術でも効果が違うという気づき
院長が健康・美容内科に取り組むようになった理由は、日々の診療の中にありました。
レーザー治療、例えば高周波レーザーやHIFUを複数の患者さんに同じ強さとショット数で行って経過を見ていると、患者さんごとに効果の出方がちがうのです。また、同じ人が同じ美容施術を受けても、その日の調子や体調で効果が違います。
同じ機器、同じ設定、同じ回数。それでも結果が変わる。その差は、お肌ではなく体の側にある——そう考えたのが出発点です。
もうひとつ、率直な実感もあります。 私もそうなのですが、体調が悪いと肌や見た目にまで気が回せない。まず健康あっての見た目改善だと思いました。
「肌は内側から」を、医師としてどう考えるか
よく聞くフレーズですが、院長の説明は具体的です。
皮膚のベースの状態がちがうと、美容治療の効果の出方の強弱がかわる。肌のベースの活性化度合が関係しています。
つまり、内側からのケアは美容治療の代わりではなく、土台です。土台が整っているほど、施術の効果が出やすくなる。
この関係を前提に、当院では両方をご提案しています。
NMNとは、どんなもの?
近年よく耳にする成分ですが、正確なところをご説明します。
ニコチンアミドヌクレオチドのことで、もともと体内に存在するビタミンB3由来の成分です。細胞のエネルギー産生に必要なNAD+という成分に変換されて、細胞の機能をサポートします。
ここで院長が付け加えたひと言が、本質を突いています。
人間の身体は、すべて、ぜーんぶ、細胞でできています。
肌も、髪も、内臓も。すべては細胞の集まりです。その細胞の働きをサポートするという意味で、NMNは全身にかかわる成分だとお考えください。
栄養解析(採血)で分かること
サプリメントを飲んでいるけれど、本当に自分に必要なものなのか分からない。
そんな方に受けていただきたいのが栄養解析です。 その方の普段摂取している栄養や生活スタイルから、どの栄養素が不足していて、どの栄養素が足りているかが、個々に分析できます。見た目や問診だけでは気づけない部分もわかります。
そして、いちばんの利点がこちらです。 サプリメントのパッケージの外側に書かれている1日の目安摂取量ではなく、その人に適した摂取推奨量がわかります。
パッケージの目安量は、あくまで平均的な想定に基づくものです。ご自身に必要な量とは限りません。数値で把握できれば、無駄なく、過不足なく整えていけます。
水素吸入は、どんな方に
鼻から吸入して体内に取り込むことで、活性酸素を除去する働きが期待されます。
院長がおすすめするのは、次のような方です。
⚫︎ ストレスを感じている方
⚫︎ 睡眠不足の方
⚫︎ 加齢が気になる方
⚫︎ 喫煙者の方
⚫︎ 肺疾患のある方
血液にとけて全身に回り、肝臓にも良いです。
点滴で「疲労回復」「美肌」は実感できる?
率直な質問に、院長はこう答えます。
できます。ただ、内側からじんわり効いてくるので、まずは100日間のうちに週2回受けていただくことをおすすめします。私も、風邪をひきにくくなりました。
即効性を期待するものというより、続けることで体感が変わってくるタイプのケアです。なお、感じ方には個人差があります。
それでも、まず優先すべきは生活習慣です
最後に、点滴やサプリの話をしてきたうえで、院長がいちばん強調したことをお伝えします。
「点滴に頼る前に、生活で見直したほうがいいことはありますか」という質問への答えです。
絶対に睡眠。あとは食生活、運動ですね。
医療でできることはたくさんありますが、それは日々の生活の土台があってこそです。
睡眠・食事・運動を整えたうえで、足りない部分を医療で補う。この順番が、いちばん確実です。
よくあるご質問
Q. 美容の施術と、内側からのケアはどちらを先にすべきですか?
A. どちらか一方ということではありません。お肌のベースの状態が整っているほど美容治療の効果が出やすくなるため、並行して進めていただくのが理想です。
Q. サプリを飲んでいますが、栄養解析は必要ですか?
A. パッケージの目安量は平均的な想定に基づくものです。栄養解析では、ご自身に適した摂取推奨量が分かります。「飲んでいるのに実感がない」という方には、特におすすめしています。
Q. 点滴はどのくらいのペースで受ければいいですか?
A. まずは100日間のうちに週2回のペースをおすすめしています。目的や体調に合わせて、診察でご提案します。
まとめ
⚫︎ 同じ施術でも効果に差が出るのは、体の側の状態が関わっているため
⚫︎ 内側からのケアは、美容治療の「代わり」ではなく「土台」
⚫︎ NMNは、細胞の機能をサポートする体内由来の成分
⚫︎ 栄養解析では、その人に適した摂取推奨量が分かる
⚫︎ ただし、いちばんの優先は睡眠・食生活・運動
見た目のことも、体のことも、まとめてご相談ください。
監修:SEEYA Clinic 院長 藤田ゆかり(美容皮膚科)
※本記事でご紹介している治療はすべて自由診療です。
※効果の感じ方には個人差があります。
※点滴・注射には、注射部位の腫れや内出血などが生じることがあります。
高濃度ビタミンC点滴の前には、G6PD活性測定(採血)をおすすめしています。
体調やお身体の状態によっては受けられない場合があります。
適応やリスクの詳細は、診察時にご説明します。