唇・涙袋のヒアルロン酸は何ccから?「やりすぎ」に見せないコツを美容皮膚科医が解説
「唇をふっくらさせたい。でも、いかにも入れました、という感じにはなりたくない」 唇や涙袋のご相談で、いちばん多く聞くお声です。
今回は、部位別のヒアルロン酸について、SEEYA Clinic院長の藤田がお話しします。
目次
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結論:唇は「まず1cc以内」から
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唇:もとの形をいかすデザインが基本
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涙袋:たるみが強い方には、おすすめしないことも
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部位によって、ヒアルロン酸の種類も変えています
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ベビーコラーゲンという選択肢
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よくあるご質問
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まとめ
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監修:SEEYA Clinic 院長 藤田ゆかり(美容皮膚科)
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結論:唇は「まず1cc以内」から
自然な仕上がりのためのいちばんのコツを、院長はこう話します。
もとの厚さにもよりますが、まずは1cc(1本)以内で治療することですね。足りなければ、いつでも追加できるので。
足りなければ足せる。でも、入れすぎたものを戻すのは大変。
この非対称性が、少量から始める理由です。 一度で理想に届かせようとするより、少しずつ様子を見ながら近づけていくほうが、結果的に「やりすぎ」を避けられます。
唇:もとの形をいかすデザインが基本
当院でご希望の多い仕上がりは、次のようなものです。
もともとのくちびるの形をいかして、ナチュラルにハリや立体感を出すようなデザインが多いです。
流行の形にそっくり合わせるのではなく、その方の唇の形を土台にして、ハリと立体感を足していく。これが、周囲に気づかれにくく、その人らしさが残る仕上がりにつながります。
涙袋:たるみが強い方には、おすすめしないことも
涙袋のヒアルロン酸には、こんな効果が期待できます。
若々しくかわいい印象、やさしげな表情になります。
一方で、院長がはっきりお伝えしていることがあります。
目の下の皮膚のたるみが強い場合は、若い子のようなぷっくりしすぎる涙袋はお勧めしません。
同じ施術でも、その方のお顔の状態によって「似合うかどうか」は変わります。涙袋を入れれば誰でも若々しくなる、というわけではありません。たるみが強い場合は、涙袋以外のアプローチをご提案することもあります。 「失敗例を聞いて怖い」という方こそ、まず診察で状態を見せてください。適応を見極めることが、いちばんの失敗予防になります。
部位によって、ヒアルロン酸の種類も変えています
ヒアルロン酸には、硬さや粘りの異なる製剤があります。
当院では、次のような条件に応じて使い分けています。
⚫︎ 注入する部位
⚫︎ 注入箇所の皮膚の厚み
⚫︎ 注入する深さ
⚫︎ その部位の皮膚の動き方
唇のようによく動く部位と、頬のようにボリュームを支える部位とでは、求められる性質が異なります。
「どこに入れるか」だけでなく「何を入れるか」も、仕上がりを左右する要素です。
ベビーコラーゲンという選択肢
目元の小じわには、ヒアルロン酸ではなくベビーコラーゲン注射をご提案することもあります。両者はそもそも成分が異なります。
ヒアルロン酸 深いくぼみに対するボリュームアップ効果が強いのが特徴です。
ベビーコラーゲン コラーゲンそのものを注射する治療です。ご自身の肌のコラーゲンが増えることで、シワが浅くなったりハリが出たりします。
ベビーコラーゲンが向いているのは、次のようなケースです。
⚫︎ 小じわに沿って、シワを埋めるように浅く注入する場合
⚫︎ 目の下のように、チンダル現象(青く透けて見える現象)が起こりやすい部位への注入
目の下は皮膚が薄く、ヒアルロン酸が透けて青っぽく見えてしまうことがあります。そうしたリスクを踏まえて、部位ごとに最適な選択肢をご提案します。
よくあるご質問
Q. 唇は何ccくらい必要ですか?
A. もとの厚さやご希望によりますが、当院ではまず1cc(1本)以内から始めることを基本にしています。足りなければ後から追加できます。
Q. 涙袋は誰でも入れられますか?
A. 目の下のたるみが強い場合は、おすすめしないことがあります。診察でお顔の状態を拝見し、似合うかどうかを見極めたうえでご提案します。
Q. 目の下が青く見えるのが心配です。
A. 目の下は皮膚が薄いため、注入するものによっては青く透けて見える(チンダル現象)ことがあります。当院では、部位に応じてベビーコラーゲンを含む複数の選択肢からご提案しています。
まとめ
⚫︎ 唇はまず1cc以内から。足りなければ後から足せる
⚫︎ もとの形をいかしたデザインが、自然な仕上がりの近道
⚫︎ 涙袋は、たるみが強い方には向かないこともある
⚫︎ 部位・皮膚の厚み・深さ・動き方によって、製剤を使い分ける
⚫︎ 目元には、ベビーコラーゲンという選択肢もある
「やりすぎに見えないか」が不安な方こそ、少量から、相談しながら進めていきましょう。
監修:SEEYA Clinic 院長 藤田ゆかり(美容皮膚科)
※本記事でご紹介している治療はすべて自由診療です。
※効果の感じ方・持続期間には個人差があります。
※注入部位の腫れ・内出血のほか、まれにしこりや血管閉塞などが生じる可能性があります。
適応やリスクの詳細は、診察時にご説明します。