毛穴・くすみにフォトフェイシャルは効く?シミ取りレーザーとの違いを名古屋の美容皮膚科医が解説
「シミも赤みもくすみも、全部気になる」 そんなふうに、悩みがひとつに絞れない方は少なくありません。今回は、そういう方にこそ選ばれることの多いフォトフェイシャル(IPL)について、SEEYA Clinic院長の藤田がお話しします。
目次
-
結論:フォトフェイシャルは「顔全体」、シミ取りレーザーは「ピンポイント」
-
どんな方に向いているか
-
逆に、向かない場合もあります
-
「顔+首」で受ける方が多いのは、なぜ?
-
よくあるご質問
-
まとめ
-
監修:SEEYA Clinic 院長 藤田ゆかり(美容皮膚科)
-
結論:フォトフェイシャルは「顔全体」、シミ取りレーザーは「ピンポイント」
先に結論からお伝えします。
⚫︎ フォトフェイシャル(IPL):顔全体を幅広く治療するシミ取り
⚫︎ レーザー:気になるシミを一点狙いで治療する同じ「光を当てる治療」でも、役割がまったく違います。
どちらが優れているという話ではなく、お悩みの内容によって使い分けるものです。「顔全体のトーンを底上げしたい」ならフォトフェイシャル、「この濃いシミを取りたい」ならシミ取りレーザー、というイメージで考えていただくと分かりやすいと思います。
どんな方に向いているか
院長が、特におすすめしているのは次のような方です。
⚫︎ 全体的に細かいシミが散らばって見られる方
⚫︎ シミ・くすみ・赤み・ハリなど、複数のお悩みを幅広くカバーしたい方
⚫︎ 初めての美容治療をお考えの方
ひとつの機器で複数の悩みに同時にアプローチできるため、「あれもこれも気になる」という方の入口として選ばれることが多い施術です。
逆に、向かない場合もあります
一方で、フォトフェイシャルが向かないケースもあります。
⚫︎ 肝斑のある方
⚫︎ メラニンを作る細胞(メラノサイト)の活動性が高まっていて、くすみが強い場合
肝斑は、光や熱の刺激で色素が活性化し、かえって悪化してしまうことがあります。そのため当院では、まずお肌を診察してタイプを見極めることを大切にしています。肝斑がある場合は、内服やメソナJ、外用剤など、別のアプローチをご提案します。
「シミだと思っていたら肝斑だった」というケースは、実際に珍しくありません。自己判断で施術を選ばず、一度診察を受けていただくことをおすすめします。
「顔+首」で受ける方が多いのは、なぜ?
当院では、顔だけでなく首・デコルテまで一緒に治療される方が多くいらっしゃいます。院長は、その理由をこう話します。
首も見られる部位であることが大きいですね。見られないお洋服の中より、他人が見る部位から治療を希望される方が圧倒的に多いです。
また、こんな声もよくいただきます。
⚫︎ 顔のトーンが上がってくると、首との差が気になってきた
⚫︎ 年齢とともに、首のハリがなくなってきた
⚫︎ 首にイボができてきた
特に夏に向けては、首や腕、肘やひざのご相談が増える傾向にあります。
露出が増える季節だからこそ、顔以外の部位も気になってくるのだと思います。
よくあるご質問
Q. シミ取りレーザーと、どちらを選べばいいですか?
A. お悩みの内容によります。顔全体のくすみや細かいシミ、赤みが気になる方はフォトフェイシャル、境界のはっきりした濃いシミをピンポイントで治療したい方はシミ取りレーザーが選択肢になります。診察でお肌を拝見したうえでご提案します。
Q. 肝斑があると受けられませんか?
A. 肝斑がある場合、フォトフェイシャルは向かないことがあります。まずは内服やメソナJ、外用剤などで肝斑の治療を優先し、状態を見ながら次の治療を検討していきます。
Q. 初めての美容医療でも大丈夫ですか?
A. はい。フォトフェイシャルは、初めての美容治療としてもおすすめしやすい施術のひとつです。不安な点は、カウンセリングで遠慮なくお聞きください。
まとめ
⚫︎ フォトフェイシャルは「顔全体を幅広く」、シミ取りレーザーは「一点をピンポイントで」
⚫︎ 複数の悩みを同時にケアしたい方、初めての美容医療の方に向いている
⚫︎ ただし肝斑がある方には向かないことがあるため、まずは診察でタイプを見極めることが大切
「何が原因のシミなのか分からない」という状態のまま治療を選ぶと、遠回りになってしまうことがあります。
まずはお顔を見せていただくところから、一緒に始めましょう。
監修:SEEYA Clinic 院長 藤田ゆかり(美容皮膚科)
※本記事でご紹介している治療はすべて自由診療です。
※効果の感じ方・経過には個人差があります。
※施術には、赤み・ヒリつき・一時的な色素の濃さの変化などが生じる可能性があります。適応やリスクの詳細は、診察時にご説明します。